アンタレスステークス

中央競馬と地方競馬の相互交流が拡大されたことに伴うダート重賞競走整備の一環として、1996年に創設された4歳以上の馬による重賞競走^[5][6]。創設時は阪神競馬場のダート1800mで行われたが、翌年1997年からは京都競馬場で開催され^[6]、2012年から再び阪神競馬場での開催となった^[6]。

創設時から外国産馬が出走可能となっており、地方競馬所属馬は1997年から、外国馬は2005年からそれぞれ出走可能になった^[2]。

本競走は皐月賞と同日に施行される。

以下の内容は、2024年現在^[3][4][7]のもの。

出走資格：サラ系4歳以上

• JRA所属馬
• 地方競馬所属馬（4頭まで）
• 外国調教馬（優先出走）

負担重量：別定

• 56kg、牝馬2kg減
  • 2023年4月15日以降のGI競走（牝馬限定競走を除く）1着馬3kg増、牝馬限定GI競走・GII競走（牝馬限定競走を除く）1着馬2kg増、牝馬限定GII競走・GIII競走（牝馬限定競走を除く）1着馬1kg増
  • 2023年4月14日以前のGI競走（牝馬限定競走を除く）1着馬2kg増、牝馬限定GI競走・GII競走（牝馬限定競走を除く）1着馬1kg増（2歳時の成績を除く）

2024年の1着賞金は3800万円で、以下2着1400万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円^[3][4]。

• 1996年 - 4歳以上の馬による重賞（GIII^{[注 1]}）として創設^[6][2]。
• 1997年
  • 開催時期を6月から5月に変更したことに伴い、出走条件を「5歳以上」に変更^[2]。
  • 指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が5頭まで出走可能となる^[2]。
• 2000年 - 開催時期を4月に変更^[2]。
• 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更にともない、出走条件を「4歳以上」に変更^[2]。
• 2003年 - 負担重量を「ハンデキャップ」から「グレード別定」に変更^[8]。
• 2005年
  • 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる^[2]。
  • 地方競馬所属馬の出走枠を4頭までに縮小^[2]。
• 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大^[9]。
• 2020年 - 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施^[10]。
• 2024年 - 「JRA70周年記念競走」の副称をつけて施行^[11]。

コース種別の記載がない距離は、ダートコースを表す。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

• 「アンタレスステークス(GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集 【古馬関西編】』日本中央競馬会、2006年、769-790頁。 
• アンタレスステークスレースガイド netkeiba.com 2014年6月16日閲覧

• 『中央競馬全重賞競走成績集 【古馬関西編】』第1回 - 第10回
• JRA年度別全成績
  • （2024年）“第2回 阪神競馬 第8日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2024年4月14日閲覧。（索引番号：09095）
  • （2023年）“第2回 阪神競馬 第8日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2023年9月3日閲覧。（索引番号：09095）
  • （2022年）“第2回 阪神競馬 第8日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2023年9月3日閲覧。（索引番号：09095）
  • （2021年）“第2回 阪神競馬 第8日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2021年4月20日閲覧。（索引番号：09095）
  • （2020年）“第2回 阪神競馬 第8日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2021年4月6日閲覧。（索引番号：10095）
  • （2019年）“第2回 阪神競馬 第8日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2021年4月6日閲覧。（索引番号：10095）
  • （2018年）“第2回 阪神競馬 第8日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2018年4月16日閲覧。（索引番号：10095）
  • （2017年）“第2回 阪神競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2017年4月16日閲覧。（索引番号：10083）
  • （2016年）“第2回 阪神競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：13023）
  • （2015年）“第2回 阪神競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：13023）
  • （2014年）“第2回 阪神競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：13023）
  • （2013年）“第2回 阪神競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：13023）
  • （2012年）“第2回 阪神競馬 第7日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
  • （2011年）“第3回 京都競馬 第2日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 6. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
  • （2010年）“第3回 京都競馬 第2日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 10. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12022）
  • （2009年）“第3回 京都競馬 第2日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 10. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：13022）
  • （2008年）“第3回 京都競馬 第2日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 11. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
  • （2007年）“第3回 京都競馬 第2日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 11. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
  • （2006年）“第3回 京都競馬 第2日” (PDF). 日本中央競馬会. p. 11. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
  • （2005年）“第3回 京都競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 1353-1355. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
  • （2004年）“第3回 京都神競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 1352-1353. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
  • （2003年）“第3回 京都競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 1343-1345. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
  • （2002年）“第3回 京都競馬成績集計表” (PDF). 日本中央競馬会. pp. 1046-1047. 2016年4月19日閲覧。（索引番号：12023）
• netkeiba.comより（最新閲覧日：2016年4月21日）
  • 1996年、1997年、1998年、1999年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年

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