ノックは無用 (映画)

ノックは無用』(ノックはむよう、Don't Bother to Knock)は、1952年アメリカ合衆国サスペンス映画。監督はロイ・ウォード・ベイカー、出演はリチャード・ウィドマークマリリン・モンローなど。原作は米国ミステリー作家シャーロット・アームストロング英語版の小説『ノックは無用(原題:Mischief)』。

ノックは無用
Don't Bother to Knock
監督ロイ・ウォード・ベイカー
脚本ダニエル・タラダッシュ英語版
原作シャーロット・アームストロング英語版
製作ジュリアン・ブロースタイン英語版
出演者リチャード・ウィドマーク
マリリン・モンロー
音楽ライオネル・ニューマン
撮影ルシアン・バラード
編集ジョージ・A・ギッテンス英語版
製作会社20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
公開アメリカ合衆国の旗 1952年7月18日
日本の旗 1954年4月28日
上映時間76分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入$1,500,000[1]
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ストーリー

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ホテルのエレベーターボーイとして働いているエディのもとに、姪のネルがやってくる。ネルはエディの紹介でホテルに宿泊しているジョーンズ夫妻の幼い娘のベビーシッターをすることになった。

パイロットのジェドは歌手である恋人のリンに一方的に別れ話をされ、イライラしていた。ホテルの部屋に戻ると、向いの部屋にいるネルの姿に興味を惹かれたジェドはネルのいる部屋に電話をかける。するとネルもその気になり、ジェドを部屋に招き入れる。たわいない会話の中でジェドがパイロットであると知ったネルは様子が変わる。ネルはパイロットだった恋人を亡くして以来、精神に異常を来していたのだ。

ジェドを死んだ恋人と思い込んだネルは常軌を逸した行動をとり始める。

キャスト

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役名俳優日本語吹替
日本テレビ
ネル・フォーブスマリリン・モンロー加賀まりこ
ジェド・タワーズリチャード・ウィドマーク大塚周夫
リン・レスリーアン・バンクロフト公卿圭子
エディエリシャ・クック・Jr藤岡琢也
バニードナ・コーコラン英語版芳賀蓉子
ジョンズジム・バッカス 若山弦蔵
ジョンズ夫人ルリーン・タトル林さち子
バル―ドン・ベドー小池明義
バル―夫人ヴェルナ・フェルトン中原郁江
バーテンウィリス・ボーシェイ英語版大宮悌二
ロシェルジーン・キャグニー千倉すみ子
クラークオラン・ソウル肝付兼太
マクマードック夫人グレイス・ヘイル英語版沼波輝枝
写真屋グロリア・ブロンデル英語版伊東阿津子
アナウンサーの声チャールズ・J・コンラッド愛川欽也
司会者和田啓
パットマイケル・ロス小林修
交換手 マージョリー・ホリデイ渡辺知子
ボーイ長ディック・コーガン細井重之
警官 チャールズ・フリン雨森雅司
男(1)青野武
男(2) 家弓家正
男(3)井関一
演出好川純
翻訳佐藤一公
効果美見和良/六川渉右
調整
制作東京プロモーション
解説
初回放送1964年4月8日
『日曜ロードショー』
20:00-21:25

作品の評価

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Rotten Tomatoesによれば、11件の評論の全てが高評価で、平均点は10点満点中6.8点となっている[2]

出典

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  1. ^ "Top Grossers of 1952". Variety (英語). Vol. 189. 7 January 1953. p. 61. 2021年2月15日閲覧
  2. ^ Don't Bother to Knock (1952)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年2月15日閲覧。

外部リンク

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