ロードカナロア

日本の競走馬

ロードカナロア(欧字名:Lord Kanaloa :龍王[2]2008年3月11日 - )は、日本競走馬種牡馬[1]。主な勝ち鞍は2012年2013年スプリンターズステークス香港スプリント、2013年の高松宮記念安田記念

ロードカナロア
2013年スプリンターズS
欧字表記Lord Kanaloa[1]
香港表記龍王[2]
品種サラブレッド[1]
性別[1]
毛色鹿毛[1]
生誕2008年3月11日[1]
登録日2010年9月30日
抹消日2014年1月14日[3]
キングカメハメハ[1]
レディブラッサム[1]
母の父Storm Cat[1]
生国日本の旗 日本北海道新ひだか町[1]
生産者ケイアイファーム[1][4]
馬主(株)ロードホースクラブ[1][4]
調教師安田隆行栗東[1][4]
調教助手岩本龍治[5]
安田翔伍[6]
競走成績
タイトルJRA賞年度代表馬(2013年)
最優秀短距離馬(2012年・2013年)
顕彰馬(2018年選出)
生涯成績19戦13勝[1][4]
中央競馬)17戦11勝
香港)2戦2勝
獲得賞金8億5020万800円
(中央競馬)6億6995万8000円[1]
(香港)1710万香港ドル[2][注 1]
WTR
WBRR
S120 / 2012年[10]
S128 / 2013年[11]
勝ち鞍
GIスプリンターズS2012年・2013年
GI香港スプリント2012年・2013年
GI高松宮記念2013年
GI安田記念2013年
GIII京阪杯2011年
GIIIシルクロードS2012年
GIII阪急杯2013年
テンプレートを表示

日本馬にとって「鬼門[12]、あるいは「凱旋門賞級に難しいレース」[13]とも言われていた香港スプリントを2012年に日本馬として初めて制し、さらには翌年連覇を達成。現役時代は全19戦において1600m以下のレースに出走し、1つのミスが結果に直結するスプリント界において生涯3着以内を守り[14]、現役を退くまで上記の香港スプリント連覇を含む短距離[注 2]GI競走6連勝[注 3]を挙げた[16]。引退レースとなった香港スプリントでの5馬身差圧勝により獲得したワールドベストレースホースランキング(WBRR)のレーティング128ポンドは、日本馬のスプリント区分における史上最高値である[17]

2012年と2013年に最優秀短距離馬[1]、2013年に年度代表馬[1]、引退後の2018年にJRA顕彰馬に選定された[18]。2014年の種牡馬入り後は初年度から牝馬三冠を達成し、日本調教馬歴代最多となる芝GI9勝を挙げたアーモンドアイを筆頭とする重賞勝利産駒を多数輩出する実績を上げている。

馬名の由来は冠名+ハワイに伝わる海の神[19]

競走馬時代

編集

育成期

編集

父・キングカメハメハは現役時代に通算8戦7勝、2004年のNHKマイルカップ東京優駿を制した[20]。種牡馬として2010、2011年に2年連続でリーディングサイアーとなった[21]

母・レディブラッサム(父ストームキャット)は現役時代に通算24戦5勝、芝とダートの短距離で勝利を挙げたサムシングロイヤル牝系の良血馬[22][23]。その母サラトガデューは現役時代にアメリカで走り通算11戦8勝、1992年のベルデイムステークス(米G1)とガゼルステークス(米G1)を制し[24]、同年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬に選出された[25]

母レディブラッサムは悍性が強いためロードカナロアも気の強さを表すかと思われたが、そこまでの存在感を示すことはなかったと、ロードカナロアを生産したケイアイファームの小森忠夫場長は語っている[26]。ただ当時からロードカナロアの体格はガッチリしていたといい、気性が闘争心や勝負根性に転化されてロードカナロアへ受け継がれたのではないかと、ケイアイファームの繁殖スタッフを務めた杉山寿広は語っている[27]

戦績

編集

2010年(2歳)

編集

12月5日小倉競馬場芝1200mの新馬戦に鞍上古川吉洋で出走。単勝オッズ1.2倍の断然人気に推され、好スタートから先頭に立つと、直線では楽な手応えで後続との差を広げ、6馬身差の勝利でデビュー勝ちを飾った[28]

2011年(3歳)

編集

年明け初戦は前走から一気に400mの距離延長となる1月5日中山のジュニアカップ(OP)に鞍上蛯名正義で出走し、1番人気に推されたもののゴール手前で外から差し切られて2着[29]。1400m戦となった1月29日京都の500万下競走(鞍上福永祐一)では3戦連続となる逃げの手を打ったが、再びゴール前で差されて2着に終わった[30]

その後は距離を1200mに戻し、4月16日小倉のドラセナ賞(500万下)に鞍上北村友一で出走。単勝オッズ1.3倍の圧倒的支持を集めると、直線では後続を突き放し3馬身差の快勝で2勝目を挙げた[31]

続く5月14日京都の葵ステークス(OP)を二番手追走から直線半ばで抜け出し1番人気に応えて連勝を飾る[32][33]と、鞍上が福永に戻った11月6日京都の京洛ステークスでは初の古馬戦、初の稍重馬場となったが1番人気に推され、中団から前を差し切ってオープン特別を連勝[34]

さらに11月26日の京都の京阪杯GIII)では重賞初挑戦ながら単勝オッズ1.6倍の支持を受け、好位追走から前を捉えて優勝。4連勝で重賞初勝利を挙げた[35][36]

2012年(4歳)

編集

年明け初戦は1月28日京都のシルクロードステークスGIII)に単勝オッズ1.4倍の圧倒的支持で出走し、中団追走から直線で外に持ち出して逃げ馬を差し切り5連勝で重賞2勝目をマーク。1200m戦では6戦無敗となり[37]、管理調教師の安田隆行は「57キロでこの伸びは本物。末恐ろしいです」とコメントした[38]

初のGI出走となった3月25日中京高松宮記念GI)ではデビューから9戦連続となる1番人気に推され、1枠1番の好枠から出走。直線では内を突いて前を追ったものの差を詰めきれず、同厩舎所属で前年のスプリンターズステークスGI)優勝馬カレンチャンの3着に敗れ、初めて連対を外すこととなった[39]。なお、本馬がキャリアの中で連対を外したのはこのレースが唯一である。

6月17日函館函館スプリントステークスGIII)も前走に引き続き1枠からの発走となり単勝オッズ1.3倍の支持を集めたが、直線入り口で前が塞がって外に持ち出す展開となり、好位置から競馬を進めていたドリームバレンチノの2着に終わった[40]。この結果を受け、陣営はここで福永から岩田康誠への乗り替わりを決めた。

秋の初戦はスプリンターズステークスへの叩きとして9月9日阪神セントウルステークスGII)に出走。先団追従から直線半ばで先頭に立ったが、最後は外から差し切られて2着となった[41]

迎えた9月30日中山のスプリンターズステークスは大外16番枠からの発走となったこともあって1番人気を前走セントウルステークス4着のカレンチャンに譲ることとなり、デビューからの連続1番人気記録が11で途絶えた。なお、日本国内のレースで本馬が1番人気以外で出走したのはこのレースが唯一である。レースでは中団に位置を取ると、直線で外から猛然と追い込み、最後は内のカレンチャンを一気に交わして優勝[42]。中山1200mのコースレコード(1分6秒7)でGI初制覇を飾った[43]

その後は年内最終戦として12月9日香港沙田香港スプリント(G1)にカレンチャンと共に出走[44]。同レースは、日本馬が好走を続ける香港国際競走において唯一日本馬が結果を残せていないレースであり、2011年までに計13頭のスプリンターが挑戦して前年のカレンチャンの5着入線が最高着順という結果であった。その中で同馬は、香港スプリントの連覇を狙う1番人気ラッキーナインジョッキークラブスプリント(G2)でのラッキーナインの2着馬である2番人気タイムアフタータイムに続く3番人気に推された[45][46]。レースでは、好スタートから3番手に位置を取って競馬を進めると、直線では好位から抜け出して押し切り、2着セリースチェリーに同レース歴代2位の着差となる2馬身半差を付けて完勝。G1連勝を飾るとともに日本調教馬による同競走初制覇を達成し[12][13][47]、「凱旋門賞制覇にも匹敵する歴史的勝利[13]」と称された。レース後、鞍上の岩田は「この馬が通用しなければ、来年も再来年も、どんな日本のスプリンターが来ても勝つことは難しい。ロードカナロアでこのレースを勝ちに来て、この馬の強さを証明できた」とコメント。安田調教師は「世界一のレースだと思っていたこのレースを勝てて、夢のよう……」と語った[13]

2013年(5歳)

編集

アラブ首長国連邦メイダンドバイゴールデンシャヒーン(G1)から招待状が届いたことにより出走が検討されていたが[48]、長距離輸送のリスクと前年、高松宮記念を惜敗していることなどからこれを見送り[48]阪急杯で始動後、高松宮記念へ向かうことが発表された[48]

そして年内初戦の2月24日阪神の阪急杯(GIII)では香港スプリントで圧勝した実績を見込まれ、11戦振りの1400m戦となったものの単勝オッズ1.6倍の圧倒的な支持を受けて出走。先行集団から離れた5番手に位置を取って直線半ばで先頭に立ち、後続を振り切って優勝した[49][50]

続く3月24日中京の高松宮記念でも1.3倍の1番人気に支持された。レースではスタートで少し出遅れたため、中団より進める形となるが最後の直線で追い出されるとすかさず加速し、逃げ粘るハクサンムーンをかわして先頭に立ち、ドリームバレンチノに1馬身1/4差をつけて快勝[51][52][53]。史上初となるスプリントGI3連勝を挙げた。

高松宮記念の後は実に14戦ぶりとなるマイル戦の6月2日東京安田記念GI)に挑戦することが発表され[54]、混戦模様ながら単勝オッズ4.0倍の1番人気での出走となった。本番では中団待機から直線で馬場の真ん中を割るように抜け出して勝利[55]、「2階級制覇[56]」を達成しGI通算4勝目を挙げた[57]。この一戦で更に海外からの注目を集めることとなり、レース後には安田調教師に対する海外のプレスからの「香港マイルと香港スプリントのどちらを選ぶのか」という質問が相次いだ[58]

秋緒戦となった9月8日阪神のセントウルステークスは58kgの斤量を課され、サマースプリントシリーズ優勝を狙っていたハクサンムーンの逃げ切りの前に2着に敗れる[59]

その後、「負ければ引退[60]」との思いで臨んだ9月29日中山のスプリンターズステークスに単勝オッズ1.3倍で出走。レースでは前走と同じくハクサンムーンが逃げる展開の中で5、6番手を追走し、ゴール200m手前で末脚を発揮すると先頭を差し切って優勝。サクラバクシンオー以来19年ぶりとなる連覇を果たす[61]と同時に、フラワーパークトロットスターローレルゲレイロに次ぐ史上4頭目の同一年春秋スプリントGI連覇を達成(隔年も含むとビリーヴ、カレンチャンも加わるため史上6頭目となる)。さらには史上初となる国内スプリントGI3勝、短距離GI5連勝を達成した[62]

引退レースとして12月8日沙田の香港スプリントに出走、現地でも1.8倍の圧倒的な支持を集めた。レースでは好位の外を追走すると直線半ばで先頭に立ち、そのまま後続との差を広げ続け、最終的に2着ソールパワー英語版に6ハロン戦としては異例、同レース史上最高着差となる5馬身差をつけて圧勝[63][64]。日本馬として史上初の連覇を果たし有終の美を飾った[65]。このレースのパフォーマンスはワールドベストレースホースランキングにおいて128ポンドとの評価を受け、スプリント区分ではオーストラリアで25戦全勝の戦績を残し当年に引退した名スプリンター・ブラックキャビアの130ポンドに次ぐ世界2位の高評価となった[17]

翌2014年1月7日、2013年度の最優秀短距離馬に満票で選出され、さらには最優秀4歳以上牡馬に選出されていたオルフェーヴルを抑えて年度代表馬にも選ばれた[66]。1600m以下を主戦場とした競走馬の年度代表馬選出は1998年タイキシャトル以来史上2頭目であり、1200mを主戦場としたスプリンターとしては初の快挙となった[15]2014年1月13日京都競馬場で引退式が行われた[67]

競走成績

編集
競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量1着馬(2着馬)
2010.12.05小倉2歳新馬芝1200m(良)16231.20(1人)1着R1:08.40(34.9)-1.00古川吉洋55kg(シェルエメール)
2011.01.05中山ジュニアCOP芝1600m(良)138122.10(1人)2着R1:35.10(34.7)-0.10蛯名正義56kgデルマドゥルガー
0000.01.29京都3歳500万下芝1400m(良)14221.80(1人)2着R1:22.10(34.1)-0.10福永祐一56kgラトルスネーク
0000.04.16小倉ドラセナ賞500万下芝1200m(良)16241.30(1人)1着R1:08.30(34.1)-0.60北村友一56kg(アスターウィング)
0000.05.14京都葵SOP芝1200m(良)14332.40(1人)1着R1:09.30(34.4)-0.20北村友一56kg(サクラベル)
0000.11.06京都京洛SOP芝1200m(稍)167142.90(1人)1着R1:08.00(32.7)-0.20福永祐一55kg(キョウワマグナム)
0000.11.26京都京阪杯GIII芝1200m(良)15231.60(1人)1着R1:08.10(33.3)-0.20福永祐一55kgグランプリエンゼル
2012.01.28京都シルクロードSGIII芝1200m(良)16471.40(1人)1着R1:08.30(33.6)-0.40福永祐一57kg(エーシンダックマン)
0000.03.25中京高松宮記念GI芝1200m(良)18112.40(1人)3着R1:10.40(35.4)-0.10福永祐一57kgカレンチャン
0000.06.17函館函館スプリントSGIII芝1200m(良)11111.30(1人)2着R1:09.50(34.9)-0.10福永祐一56kgドリームバレンチノ
0000.09.09阪神セントウルSGII芝1200m(良)16592.20(1人)2着R1:07.30(33.7)-0.00岩田康誠56kgエピセアローム
0000.09.30中山スプリンターズSGI芝1200m(良)168164.40(2人)1着R1:06.70(33.4)-0.10岩田康誠57kg(カレンチャン)
0000.12.09沙田香港スプリントG1芝1200m(Gd)12644.05(3人)1着R1:08.50(00.0)-0.39岩田康誠126lbs(Cerise Cherry)
2013.02.24阪神阪急杯GIII芝1400m(良)16231.60(1人)1着R1:21.00(34.5)-0.10岩田康誠58kgマジンプロスパー
0000.03.24中京高松宮記念GI芝1200m(良)176111.30(1人)1着R1:08.10(33.2)-0.20岩田康誠57kg(ドリームバレンチノ)
0000.06.02東京安田記念GI芝1600m(良)185104.00(1人)1着R1:31.50(33.3)-0.00岩田康誠58kgショウナンマイティ
0000.09.08阪神セントウルSGII芝1200m(良)13691.40(1人)2着R1:07.50(33.4)-0.00岩田康誠58kgハクサンムーン
0000.09.29中山スプリンターズSGI芝1200m(良)165101.30(1人)1着R1:07.20(33.8)-0.10岩田康誠57kg(ハクサンムーン)
0000.12.08沙田香港スプリントG1芝1200m(GF)141211.80(1人)1着R1:08.25(00.0)-0.81岩田康誠126lbsSole Power
  • 馬場状態:Gd=Good、GF=Good to firm
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す

以上の競走成績は、netkeiba.com「ロードカナロアの競走成績」[16]、香港の成績はHKJC馬匹往績紀錄 - 龍王[2]に基づく。

特徴・評価

編集

関係者からの評価

編集

デビュー前、併せ馬での走りを受けて調教助手は「何だこの馬は」「これで大きいところを獲れなかったらヤバイ」と衝撃を受けたという。また、「ちょっといい馬ならどこどこが良くてと言えるんですが、(ロードカナロアは)あまりにケタが違いすぎて、何が良いのかとか言えなかった」「最初から凄さを感じる馬」と評価していた[6]。ロードカナロアに携わっていた獣医は「心臓の音がスプリントの音じゃない、もうスゴい心臓をしていて2000とかでもこなすんじゃないか」としている[68]。安田調教師は「大きなケガを一切しなかった」という[69]

公式レーティング

編集

2013年に獲得したWBRRでのレーティング128は前述の通りスプリント区分における日本調教馬史上最高の数値となったが、これは発表時点での21世紀における牡馬の芝スプリント部門のトップでもあり、1990年のデイジュール(133)以来の高い評価となっている[70]

その他

編集

World Horse RacingがYouTubeに投稿した動画「TOP 10 BEST TURF SPRINTERS」内ではブラックキャビアデイジュールサイレントウィットネスショワジール英語版ソールパワー英語版ロックソング英語版ブルーポイントムハラーバターシュ英語版と共に世界の芝スプリンター10傑の一頭として紹介されており、さらにその中でもブラックキャビアに次ぐ2位の評価を受けている[71]

JRAがYouTubeに投稿した「3分でわかった気になる名馬」では、同馬が僚馬カレンチャンに懸想していた、という岩本助手による逸話が紹介されている[72]

血統評論家の栗山求は、同馬についてサクラバクシンオーの地位を更新した「史上最強のスプリンター」と評しており、その大レース向きの底力の源流としては2代母サラトガデューの父系であるリボー系の血を指摘している[23]

日本国内における競走傾向

編集

日本で出走した全17戦の競走のうち、ダートコースでの出走経験は無く、すべて芝コースで出走している[73]。うち1着は11回・2着は5回・3着は1回となっており、1度として馬券圏を外すことはなかった[73]。連対率は94%にまで達している[73]。得意とする距離は、 1001~1200mで13回出走しており典型的なスプリンタータイプである[73]。ほか1201~1400mで2回、1401~1600mで2回出走している[73]。コンビを組んだ騎手については、岩田康誠が最も多い7回[73]。次いで福永祐一が6回となっている[73]。重馬場や不良馬場といった道悪馬場での出走経験は無く、稍重が1回のみ[73]。残りの16競走は全て良馬場での出走となっている[73]。斤量に関しては、56kgが6回、57kgが5回課されている[73]。58kgまで課されたことも3回ある[73]。右回りコースへの出走が14回に至っており、左回りコースへの出走は3回しか無い[73]

引退後

編集

引退後は社台スタリオンステーション種牡馬となり、初年度となる2014年の種付け料は500万円で設定された[67]。2014年度におけるロードカナロアの種付け実績は250頭におよび、ディープインパクトの255頭に次ぐ2位の実績となり[74]、うち179頭が血統登録された[75]。2015年は267頭に種付けがなされ[76]、2015年度の日本国内における最多種付け頭数を記録した[76]。この種付け数にもかかわらず出生率は7割を超える高さで、2016年には197頭もの産駒が生まれている[77]

2017年から産駒がデビュー。94頭が出走したうち32頭が勝ち上がり、2017年中には重賞勝ち馬こそ出なかったものの2位のヘニーヒューズに1億円以上の差をつけて中央・地方総合でファーストシーズンリーディングサイアーを獲得した[78]。2018年に入ってシンザン記念アーモンドアイが勝利して産駒重賞初勝利。更にアーモンドアイは同年の桜花賞優駿牝馬秋華賞を制覇し、史上5頭目の牝馬三冠を達成したのみならず、ジャパンカップでは2400mを2分20秒6というレコードタイムで走り、本馬が走らなかった中距離路線においても存在感を大いに発揮した[79][80][81]

JRA顕彰馬の選定においては毎年6割以上の票を集めながらも選出に至らず、2017年にはあと4票まで迫りながらも選出を逃したが、初年度産駒のアーモンドアイ、ステルヴィオらが活躍し産駒がGI競走6勝を挙げた2018年度の選定で全体の82.1%にあたる156票を集め、顕彰馬入りを果たした[82][83]。短距離馬の顕彰馬選定はタイキシャトル以来史上2頭目である。

2018年9月8日、中山6Rにてラティカが勝利し産駒通算100勝を達成。歴代4位でのスピード達成となった。2018年度の種付け料は800万円であったが、アーモンドアイのジャパンカップ優勝後に2019年度の社台スタリオンステーションにおける種付け料が1500万円に引き上がることが決まった[84]

2019年に入り、牡馬クラシックでもサートゥルナーリア皐月賞を制覇。翌年度の種付け料は2000万円になることが発表された[85]。父・キングカメハメハは同年7月に種牡馬を引退し[86](8月9日に死亡[87])、7月30日にはディープインパクトが亡くなったことにより[88]、社台スタリオンステーションの現役種牡馬の中では最高額の種付け料を持つ種牡馬となっている[89]

社台スタリオンステーションでは事務局の徳武英介が「性格が変わって、王様になってしまったんです」と表現するような変化があり、出入りする他馬を気にするようになったため、これらを見えないようにするために馬房の通路側ではパネルによる目隠しが行われた[注 4]。これ以後は再び穏やかに過ごせるようになったという[90]

2020年にはタガロアオーストラリア調教馬としてG1競走を勝利[91]。秋にはアーモンドアイが芝GI競走9勝と獲得賞金19億円超の日本記録を残して引退[92]、またダノンスマッシュが香港スプリントで父子同一G1制覇を達成した[93]

2021年度の種付け料は1500万円となるが、1000万円のエピファネイアキズナドゥラメンテを抑えて引き続き最高額の種付け料を持つ種牡馬を維持している[94]

2021年にはダノンスマッシュが高松宮記念で国内でも父子同一GI制覇を達成し[95]レッドルゼルJBCスプリントで同父産駒として初めてダートのGI級競走を勝利[96]。11月14日、パンサラッサ福島記念を勝利して、グレード制導入以降で11頭目となるJRA全10場重賞制覇を達成した[97]。同年の栗山求は、距離適性としてはマイル以下がベストとする一方、配合次第で2400m向きの産駒も出すと紹介している[23]

2024年2月4日、京都5Rでワールズエンドが勝利し、史上24頭目となる産駒のJRA通算1000勝を達成[98][99]

なお産駒の重賞勝ちは芝レースに多く、ダートでグレード制重賞を勝った馬はレッドルゼルバーナードループテイエムトッキュウエンペラーワケアの4頭、ダート重賞を複数回勝った馬はレッドルゼルとジンギの2頭のみである。

種牡馬成績

編集

種付料の推移

編集
種付料(万円)増減種付頭数[77] 出産頭数[77]
2014年500[100]-254188
2015年500[101]0276197
2016年500[102]0267162
2017年800[103] 300250176
2018年1500[104] 700307219
2019年1500[105]0250183
2020年2000[106] 500181125
2021年1500[107] 500157115
2022年1500[108]0131
2023年1200[109] 300
2024年1200[110]0

年度別成績

編集
総合 (中央+地方)中央
出走勝利順位AEI収得賞金出走勝利順位AEI収得賞金
頭数回数頭数回数頭数回数頭数回数
2017年942253239491.084億3546万2000円862003037400.814億2867万1000円
2018年262125912717772.2224億4275万4000円2509078811071.5723億8887万5000円
2019年391225220034532.1434億7911万8500円341137211416031.6133億2501万6000円
2020年474283322239122.2043億6411万7500円399159513016921.6740億6271万1000円
2021年546318724738921.7440億1766万5000円428166613116621.3736億1095万5000円
2022年585367427344821.6742億9857万2500円454185913617721.3238億4658万3000円
2023年567359725441621.6542億5693万5000円406165411215221.4237億8940万7000円

種牡馬成績は、2023年終了時点[77][111]

GI級競走優勝馬

編集

太字はGI級競走

グレード制重賞優勝馬

編集

地方重賞優勝馬

編集

血統表

編集
ロードカナロア血統(血統表の出典)[§ 1]
父系キングマンボ系
[§ 2]

キングカメハメハ
2001 鹿毛
父の父
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr. ProspectorRaise a Native
Gold Digger
MiesqueNureyev
Pasadoble
父の母
*マンファス
Manfath
1991 黒鹿毛
*ラストタイクーン*トライマイベスト
Mill Princess
Pilot BirdBlakeney
The Dancer

レディブラッサム
1996 鹿毛
Storm Cat
1983 黒鹿毛
Storm BirdNorthern Dancer
South Ocean
TerlinguaSecretariat
Crimson Saint
母の母
*サラトガデュー
Saratoga Dew
1989 鹿毛
CormorantHis Majesty
Song Sparrow
Super LunaIn Reality
Alada
母系(F-No.)Somethingroyal系(FN:2-s)[§ 3]
5代内の近親交配Northern Dancer 5・5×4、Secretariat(Syrian Sea) 4×5(母内)[§ 4]
出典
  1. ^ [135][136]
  2. ^ [137]
  3. ^ [138]
  4. ^ [135]


脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 2012年・2013年の香港スプリント1着で共に855万香港ドル[7][8](日本円換算で2012年は約8550万円=1香港ドル10円で計算[7]、2013年は1億690万円=1香港ドル12.5円で計算[8])。JRAは合計額を1億8024万2800円、国内と合わせた総賞金を8億5020万800円としている[9]
  2. ^ 勝ち鞍のひとつである安田記念の距離1600mは、本来の意味での短距離ではないが、JRA賞では短距離のカテゴリーに含まれている[15]
  3. ^ スプリントGⅠ5勝は日本馬の最多記録(2024年現在)
  4. ^ 外面の窓は解放されている。

脚注

編集
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q ロードカナロア”. JBIS-Search. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年2月16日閲覧。
  2. ^ a b c d 龍王(P602) - 馬匹資料 - 賽馬資訊”. 香港賽馬會(The Hong Kong Jockey Club). 2020年2月16日閲覧。
  3. ^ ロードカナロア登録抹消 13年JRA年度代表馬”. スポーツニッポン (2014年1月12日). 2020年2月16日閲覧。
  4. ^ a b c d ロードカナロア引退式~関係者コメント”. netkeiba.com. 2020年2月16日閲覧。
  5. ^ ロードカナロア&カレンチャンを手掛けた育成術/馬と人の絆(3)”. netkeiba.com. 2020年12月16日閲覧。
  6. ^ a b ロードカナロア3ページ目”. 競馬ラボ. 2020年12月16日閲覧。
  7. ^ a b 2012 香港国際競走要綱(簡易版) - 公益社団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル 2020年1月4日閲覧。
  8. ^ a b 2013 香港国際競走要綱(詳細版) - 公益社団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル 2020年1月4日閲覧。
  9. ^ ロードカナロア:競馬の殿堂 JRA”. 日本中央競馬会. 2020年4月2日閲覧。
  10. ^ 2012 World Thoroughbred Rankings (PDF) 2020年2月16日閲覧。
  11. ^ LONGINES WORLD'S BEST RACEHORSE RANKINGS 2013 (PDF) 2020年2月16日閲覧。
  12. ^ a b 【香港スプリント】ロードカナロア 日本馬初の香港電撃王!”. Sponichi Annex (2012年12月10日). 2020年2月16日閲覧。
  13. ^ a b c d 【競馬】凱旋門賞制覇にも匹敵する、ロードカナロアの歴史的快挙”. web Sportiva. 集英社 / 土屋真光. 2020年1月4日閲覧。
  14. ^ ロードカナロア|名馬メモリアル|競馬情報ならJRA-VAN”. JRA-VAN. 2022年4月16日閲覧。
  15. ^ a b 『優駿』㈱中央競馬ピーアール・センター、2021年7月26日、32-33頁。 
  16. ^ a b ロードカナロアの戦績”. netkeiba.com. 2020年2月16日閲覧。
  17. ^ a b 2013年度ワールドベストレースホースランキング”. 日本中央競馬会. 2020年1月4日閲覧。
  18. ^ 平成30年度顕彰馬の選定について日本中央競馬会、2020年1月4日閲覧。
  19. ^ ロードカナロア(JPN)”. www.studbook.jp. 2022年5月11日閲覧。
  20. ^ キングカメハメハJBISサーチ. 2021年4月14日閲覧。
  21. ^ 種牡馬情報:種牡馬成績 |キングカメハメハ”. JBISサーチ. 2022年4月16日閲覧。
  22. ^ レディブラッサムJBISサーチ. 2021年4月14日閲覧。
  23. ^ a b c 『優駿』㈱中央競馬ピーアール・センター、2021年7月26日、114-115頁。 
  24. ^ サラトガデュー(USA)JBISサーチ. 2021年4月14日閲覧。
  25. ^ Tim. “Eclipse Awards History” (英語). NTRA. 2022年4月16日閲覧。
  26. ^ 重賞ウィナーレポート - 2011年11月26日 京阪杯 G3”. 競走馬のふるさと案内所. 2020年2月16日閲覧。
  27. ^ 重賞ウィナーレポート - 2012年01月28日 シルクロードS G3”. 競走馬のふるさと案内所. 2020年2月16日閲覧。
  28. ^ 断然人気のロードカナロアが逃げ切る/小倉新馬 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  29. ^ 牝馬デルマドゥルガーが豪快に差し切る/中山・ジュニアC | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  30. ^ 【3歳500万下】(京都7R)ラジオNIKKEI (2011.1.29). 2021年4月13日閲覧。
  31. ^ ロードカナロア会心Vに鞍上も笑み/ドラセナ賞 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  32. ^ 完勝ロードカナロアに鞍上も素質の高さ絶賛/葵S | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  33. ^ ロードカナロアが人気に応え2連勝/葵S | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  34. ^ ロードカナロア、初古馬戦を制して3連勝/京洛S | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  35. ^ ロードカナロア、歴戦の古馬を圧倒し重賞初V/京阪杯 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  36. ^ ロードカナロアが4連勝で重賞初制覇/京阪杯 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  37. ^ ロードカナロア、豪快差し切りで5連勝/シルクロードS | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  38. ^ ロードカナロア完勝に安田師「末恐ろしい」/シルクロードS | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  39. ^ カレンチャンがスプリントGI・2勝目/高松宮記念 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  40. ^ 【函館スプリントS(GIII)】(函館)~ドリームバレンチノ 3連勝で重賞初制覇 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  41. ^ カナロアは2着、3歳牝馬のエピセアロームが差し切り勝ち/セントウルS | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  42. ^ ロードカナロアが悲願のGI初制覇/スプリンターズS | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  43. ^ 【スプリンターズS】(中山)~大外枠のロードカナロアがレコードV | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  44. ^ 【香港スプリント】~カレンチャン、ロードカナロアが出走へ | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  45. ^ 賽事日期: 09/12/2012 沙田 第 5 場 (226)”. racing.hkjc.com. 2022年4月16日閲覧。
  46. ^ 思いもよらなかった、日本馬による香港スプリント制覇=香港国際競走回顧”. スポーツナビ. 2022年4月16日閲覧。
  47. ^ ロードカナロアが日本馬として初めて香港スプリントを制す/香港スプリント | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  48. ^ a b c カナロア高松宮記念へ ドバイ回避”. デイリースポーツ (2013年2月22日). 2020年2月16日閲覧。
  49. ^ 【阪急杯】(阪神)~ロードカナロアが断然人気に応えて快勝 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  50. ^ 千四でも完勝!「世界の韋駄天」ロードカナロアが始動戦V/阪急杯”. netkeiba.com (2013年2月24日). 2020年2月16日閲覧。
  51. ^ 【高松宮記念】(中京)~世界のロードカナロアがレコードV | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  52. ^ 絶対王者を証明!ロードカナロア、一気の伸び脚でレコードV/高松宮記念 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  53. ^ 谷川善久. “データファイル - 競走成績データ - 第43回 高松宮記念”. JRA. 2020年2月16日閲覧。
  54. ^ 電撃王ロードカナロア、次走は安田記念への参戦が決定 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  55. ^ 谷川善久. “データファイル - 競走成績データ - 第63回 安田記念”. JRA. 2020年2月16日閲覧。
  56. ^ 世界の韋駄天ロードカナロア、マイルも制して2階級王者に!/安田記念 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  57. ^ ロードカナロアが距離を克服しマイルも制圧/安田記念 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  58. ^ 岩田「マイルでも持つと信じていた」/安田記念関係者コメント速報 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  59. ^ カナロア敗れる!ハクサンムーンが快速飛ばして逃げ切りV/セントウルS | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  60. ^ ロードカナロアが19年ぶりの連覇、再び世界制覇へ/スプリンターズS | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  61. ^ 谷川善久. “データファイル - 競走成績データ - 第47回 スプリンターズS”. JRA. 2020年2月16日閲覧。
  62. ^ 「絶対王者」ロードカナロアが力強く抜け出し連覇&GI5連勝!/スプリンターズS | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  63. ^ ロードカナロアが5馬身差圧勝で連覇達成!有終の美を飾る/香港スプリント | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  64. ^ 【香港スプリント】~ロードカナロアが5馬身差Vで有終の美を飾る | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  65. ^ 【香港スプリント】ロードカナロア有終連覇!年度代表馬も確定的”. Sponichi Annex (2013年12月9日). 2020年2月16日閲覧。
  66. ^ 2013年度JRA賞発表 年度代表馬はロードカナロア [News]”. ラジオNIKKEI (2014年1月7日). 2020年2月16日閲覧。
  67. ^ a b ロードカナロアが社台スタリオンステーションにスタッドイン”. 競走馬のふるさと案内所. 2020年2月16日閲覧。
  68. ^ スプリント界の絶対王者・ロードカナロアがマイルに挑戦! | 安田翔伍調教助手 | 競馬ラボ”. www.keibalab.jp. 2022年4月16日閲覧。
  69. ^ 『優駿』2014年10月号、46頁。 
  70. ^ 13comment.pdf”. www.jra.go.jp. 2022年4月16日閲覧。
  71. ^ TOP 10 BEST TURF SPRINTERS | LORD KANALOA & LOCHSONG. YouTube. 2020年4月5日.
  72. ^ ロードカナロア|3分でわかった気になる名馬 JRA”. archive.ph (2022年4月16日). 2022年4月16日閲覧。
  73. ^ a b c d e f g h i j k l 競走成績:各種累計成績”. JBISサーチ. 2020年2月16日閲覧。
  74. ^ 2014年の種付け状況 - 軽種馬登録ニュース”. ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (2014年11月12日). 2020年2月16日閲覧。
  75. ^ 2015年の血統登録頭数について”. ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (2016年2月16日). 2020年2月16日閲覧。
  76. ^ a b 2015年の種付情報の公開と各種雄馬の種付頭数”. ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (2015年11月30日). 2020年2月16日閲覧。
  77. ^ a b c d ロードカナロア 種牡馬情報:世代・年度別”. JBIS-Search. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年2月26日閲覧。
  78. ^ ファーストシーズンリーディングサイアー”. JBISサーチ. 2020年1月4日閲覧。
  79. ^ レーシングポスト,2018年11月25日付,Fillies' Triple Crown winner Almond Eye makes history in Japan Cup(三冠牝馬アーモンドアイが歴史的勝利),2018年11月25日閲覧。
  80. ^ サンケイスポーツ,2018年11月25日付,大レコード!アーモンドアイ史上2頭目の3歳牝馬V,2018年11月25日閲覧。
  81. ^ netkeiba.com,2018年11月25日付,【ジャパンC】アーモンドアイが世界レコード樹立!アルカセットのタイムを1.5秒縮めるV!!,2018年11月25日閲覧。
  82. ^ ロードカナロアが顕彰馬に 17年は4票及ばず涙も…産駒の活躍後押し | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2019年11月5日閲覧。
  83. ^ 平成30年度顕彰馬の選定について JRA”. www.jra.go.jp. 2019年11月5日閲覧。
  84. ^ 【ジャパンC】ノーザンF18年JRA・G1で12勝目 自身の年間最多勝更新デイリースポーツ 2018年11月26日
  85. ^ 20年シーズン種付け料を発表 ロードカナロアが最高価格2000万円スポニチ Sponichi Annex 2019年11月20日
  86. ^ キングカメハメハが種牡馬を引退、現当歳馬が最終世代に”. netkeiba.com (2019年7月9日). 2019年7月9日閲覧。
  87. ^ キングカメハメハ号が死亡”. JRA (2019年8月10日). 2019年8月10日閲覧。
  88. ^ ディープインパクト号が死亡 - JRAニュース(日本中央競馬会)2019年7月30日
  89. ^ 社台スタリオンステーション繋養馬 2020年シーズン種付け料”. 2019年11月20日閲覧。
  90. ^ 社台SSを訪ねて - 島田明宏 | 競馬コラム”. netkeiba.com. 2022年4月16日閲覧。
  91. ^ ロードカナロア産駒初のオーストラリアG1制覇タガロアが引退、種牡馬入り”. JRA-VAN ver.World. 2022年4月16日閲覧。
  92. ^ アーモンドアイが引退式 芝G1で9勝、日本馬最多(写真=共同)”. 日本経済新聞 (2020年12月19日). 2021年11月20日閲覧。
  93. ^ 【香港スプリント】ダノンスマッシュが悲願のG1初制覇、ロードカナロアと父子V達成”. Sponichi Annex (2020年12月13日). 2020年12月13日閲覧。
  94. ^ 社台SSが来年度のけい養馬を発表、種付料トップはロードカナロアの1500万円 | 競馬ニュース - netkeiba.com”. news.netkeiba.com. 2020年11月25日閲覧。
  95. ^ 【高松宮記念】ダノンスマッシュ 2組目の父子制覇達成!香港スプリントに続きG1連勝 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年4月16日閲覧。
  96. ^ 【JBCスプリント回顧】内を突いて鮮やかにレッドルゼル/斎藤修 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年4月16日閲覧。
  97. ^ 【福島記念結果】パンサラッサが大逃げ決め重賞初V!ロードカナロア産駒はJRA全10場重賞制覇達成 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年11月15日閲覧。
  98. ^ 開催競馬場・今日の出来事(2月4日(日曜))”. 日本中央競馬会 (2024年2月4日). 2024年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月4日閲覧。 “5Rで、17番ワールズエンド(川田 将雅騎手)が1着となり、ロードカナロア産駒のJRA通算勝利数が1,000勝となりました。
    これは、JRA史上24頭目の記録となります。”
  99. ^ ロードカナロア産駒がJRA通算1000勝達成! JRA史上24頭目”. netkeiba.com (2024年2月4日). 2024年2月4日閲覧。
  100. ^ 【社台スタリオンパレード2014】が開催!(オルフェーブル(Orfevre)など計30頭が披露、動画&写真) - 【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com”. goo blog. 2022年3月29日閲覧。
  101. ^ 【社台スタリオンステーション】の「2015年度ラインアップと種付料」が発表! - 【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com”. goo blog. 2022年3月29日閲覧。
  102. ^ 【社台スタリオンステーション】の「2016年度ラインアップと種付料」が発表! - 【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com”. goo blog. 2022年3月29日閲覧。
  103. ^ 【社台スタリオンステーション】の「2017年度ラインアップと種付料」が発表! - 【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com”. goo blog. 2022年4月3日閲覧。
  104. ^ 社台スタリオンステーションの種付料が決定|社台スタリオンステーション”. 社台スタリオンステーション. 2022年3月29日閲覧。
  105. ^ 社台スタリオンステーション繋養種牡馬の種付料が決定-ニュース”. 社台スタリオンステーション. 2022年3月29日閲覧。
  106. ^ 社台スタリオンステーション繋養種牡馬の種付料が決定”. 社台スタリオンステーション. 2022年3月29日閲覧。
  107. ^ 社台スタリオンステーション繋養種牡馬の種付料が決定。 - ニュース”. 社台スタリオンステーション. 2022年3月29日閲覧。
  108. ^ 社台スタリオンステーション繋養種牡馬の種付料が決定”. 社台スタリオンステーション. 2022年3月29日閲覧。
  109. ^ 社台スタリオンステーション繋養種牡馬の2023年シーズン種付料が決定 - ニュース”. 社台スタリオンステーション. 2022年11月21日閲覧。
  110. ^ 社台スタリオンステーション繋養種牡馬の2024年度種付料が決定【12/5更新】 - ニュース”. 社台スタリオンステーション. 2023年12月5日閲覧。
  111. ^ 種牡馬情報:種牡馬成績 |ロードカナロア”. JBISサーチ. 2024年5月25日閲覧。
  112. ^ a b c d e f g h ロードカナロア 2015年産 重賞勝利レース 1ページ目2ページ目 netkeiba.com
  113. ^ アーモンドアイ”. JBISサーチ. 2019年8月10日閲覧。
  114. ^ ダノンスマッシュ”. JBISサーチ. 2019年8月10日閲覧。
  115. ^ a b c d e f g h i ロードカナロア 2016年産 重賞勝利レース 1ページ目 netkeiba.com
  116. ^ レッドルゼル”. JBISサーチ. 2021年1月31日閲覧。
  117. ^ Tagaloa(AUS)”. JBISサーチ. 2020年2月22日閲覧。
  118. ^ ロードカナロア 2017年産 重賞勝利レース 1ページ目 netkeiba.com
  119. ^ パンサラッサ”. JBISサーチ. 2022年3月29日閲覧。
  120. ^ ダノンスコーピオン”. JBISサーチ. 2022年4月16日閲覧。
  121. ^ ブレイディヴェーグ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年11月12日閲覧。
  122. ^ べラジオオペラ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年3月19日閲覧。
  123. ^ Know It All(GB)”. JBISサーチ. 2022年4月16日閲覧。
  124. ^ バーナードループ”. JBISサーチ. 2022年4月16日閲覧。
  125. ^ ホウオウエミーズ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年11月12日閲覧。
  126. ^ a b c ロードカナロア 2018年産 重賞勝利レース 1ページ目 netkeiba.com
  127. ^ テイエムトッキュウJBISサーチ、2023年12月10日閲覧
  128. ^ a b c d ロードカナロア 2019年産 重賞勝利レース 1ページ目 netkeiba.com
  129. ^ アスクワンタイム”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年9月3日閲覧。
  130. ^ ジンギ”. JBISサーチ. 2022年4月16日閲覧。
  131. ^ ロカマドール”. JBISサーチ. 2022年4月16日閲覧。
  132. ^ ケイアイサクソニー”. JBISサーチ. 2022年9月27日閲覧。
  133. ^ サロルン”. JBISサーチ. 2022年4月16日閲覧。
  134. ^ ブリーザフレスカ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年10月5日閲覧。
  135. ^ a b 血統情報:5代血統表|ロードカナロア”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年2月16日閲覧。
  136. ^ ロードカナロアの血統表|競走馬データ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2020年2月16日閲覧。
  137. ^ ロードカナロア - 競走馬詳細 - UMATOKU”. 馬トク. 報知新聞社. 2022年2月13日閲覧。
  138. ^ 平出貴昭 (2019年9月18日). “『覚えておきたい世界の牝系100』掲載牝系一覧”. 競馬“血統”人生/平出貴昭. 2020年3月20日閲覧。

外部リンク

編集