嵩田村

日本の岐阜県郡上郡にあった村

嵩田村(たけだむら)は、かつて岐阜県郡上郡に存在したである。1954年に合併で美並村となった後、現在は郡上市の一部である。かつての美並村の西部、長良川の西岸に該当する。

たけだむら
嵩田村
廃止日1954年11月1日
廃止理由合併
嵩田村下川村美並村
現在の自治体郡上市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方中部地方東海地方
都道府県岐阜県
郡上郡
市町村コードなし(導入前に廃止)
面積43.20 km2.
総人口2,889
(1954年)
嵩田村役場
所在地岐阜県郡上郡嵩田村上田字下田
座標北緯35度38分37秒 東経136度56分53秒 / 北緯35.64353度 東経136.948度 / 35.64353; 136.948座標: 北緯35度38分37秒 東経136度56分53秒 / 北緯35.64353度 東経136.948度 / 35.64353; 136.948
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

村名は、合併した三つの村の名前に由来し、山田村の「山」、高砂村の「高」、上田村の「田」をあわせた合成地名である。

歴史

編集
  • 江戸時代、この地域は郡上藩領であった。
  • 1875年明治8年) -
    • 赤池村、杉原村、鬮本村、門福手村が合併し、山田村[1]となる。
    • 高原村と粥川村が合併し、高砂村となる。
    • 下田村、木尾村、繁在村、根村が合併し、上田村となる。
  • 1889年(明治22年)7月1日 - 山田村、高砂村、上田村が合併し、嵩田村となる。
  • 1954年昭和29年)11月1日 - 下川村と合併し美並村が発足。同日嵩田村廃止。

学校

編集

交通機関

編集

神社・仏閣

編集

名所

編集

その他

編集
  • 江戸時代の僧侶円空は、1632年寛永9年)に瓢ヶ岳山麓で木地師の子に生まれたという説がある。この説で推測される出生地は郡上郡粥川村であり、嵩田村の一部ということになる。

脚注

編集
  1. ^ 同じ郡上郡で、後に合併で大和町となった山田村とは異なる。
  2. ^ 美濃洲原駅(初代)。後の木尾駅(初代)→母野駅。長良川鉄道開業時に新設された2代目木尾駅も、旧・嵩田村に該当する。

関連項目

編集