能見台駅

神奈川県横浜市金沢区能見台通にある京浜急行電鉄の駅

能見台駅(のうけんだいえき)は、神奈川県横浜市金沢区能見台通にある、京浜急行電鉄本線である。駅番号KK48

能見台駅
駅舎(2021年11月)
のうけんだい
Nōkendai
KK47 京急富岡 (0.7 km)
(2.1 km) 金沢文庫 KK49
地図
所在地横浜市金沢区能見台通2-1
北緯35度21分39秒 東経139度37分46秒 / 北緯35.36083度 東経139.62944度 / 35.36083; 139.62944 (能見台駅)座標: 北緯35度21分39秒 東経139度37分46秒 / 北緯35.36083度 東経139.62944度 / 35.36083; 139.62944 (能見台駅)
駅番号KK48
所属事業者京浜急行電鉄
所属路線本線
キロ程37.4 km(品川起点)
駅構造地上駅橋上駅
ホーム2面2線
乗降人員
-統計年度-
28,538人/日
-2022年-
開業年月日1944年昭和19年)5月10日[1]*
*駅名改称:
1982年(昭和57年)12月1日 - 谷津坂→能見台[1]
テンプレートを表示

歴史

編集

開業時の駅名は、駅前の坂道に由来する谷津坂駅(やつざかえき)であったが、1968年昭和43年)6月の都営地下鉄浅草線京成電鉄相互乗り入れ後は京成本線谷津遊園駅(現・谷津駅)と間違える客が増えたことと、京急が周辺を住宅地として開発するに当たり、西部の丘の上にある江戸時代から知られた景勝地「能見堂」に因み改名された[1]

  • 1944年昭和19年)5月10日 - 谷津坂駅として開業[1]する。当時は軍需工場の物資運搬[1]に用いられ、戦後になってから一般客の取り扱いも開始した[2]。。
  • 1969年(昭和44年) - 現在地へ移転して橋上駅となる。
  • 1982年(昭和57年)12月1日 - 能見台駅に改称[1]し、駅舎を改築してバスターミナルを設置する。
  • 1983年(昭和58年)5月2日 - ダイヤ改正で朝間上り急行の臨時停車駅[1]となる。
  • 1999年平成11年)7月31日 - 白紙ダイヤ改正で京急蒲田以南の急行が廃止され、普通のみの停車となる。
  • 2010年(平成22年)

駅構造

編集
ホーム(2021年1月)

8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームは浦賀方向へ向かって右カーブ上に設置され、下りホームはカントのために電車とホームの隙間や段差が大きい個所がある。ホームの上空に橋上駅舎を有するが、駅前広場バスターミナルは西側の高台に面して設置されて地上駅舎のように見える。直営駅である。

のりば

編集
番線路線方向行先
1 本線下り横須賀中央三浦海岸方面
2上り横浜品川方面

利用状況

編集

横浜市統計書によると2022年度の1日平均乗降人員28,538人(乗車人員:14,113人、降車人員:14,425人)である[3]

2020年度の1日平均乗降人員は24,220人で[4]、京急線全72駅中17位である。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移を下記する。

年度別1日平均乗降・乗車人員[5]
年度1日平均
乗降人員[6]
1日平均
乗車人員[7]
出典
1980年(昭和55年)7,271
1981年(昭和56年)7,307
1982年(昭和57年)6,956
1983年(昭和58年)7,806
1984年(昭和59年)8,326
1985年(昭和60年)9,164
1986年(昭和61年)10,058
1987年(昭和62年)10,697
1988年(昭和63年)11,099
1989年(平成元年)11,463
1990年(平成02年)11,784
1991年(平成03年)11,893
1992年(平成04年)11,638
1993年(平成05年)11,329
1994年(平成06年)11,096
1995年(平成07年)11,244[* 1]
1996年(平成08年)10,762
1997年(平成09年)10,545
1998年(平成10年)11,221[* 2]
1999年(平成11年)11,453[* 3]
2000年(平成12年)24,02912,204[* 3]
2001年(平成13年)25,33612,846[* 4]
2002年(平成14年)26,22113,248[* 5]
2003年(平成15年)27,29813,655[* 6]
2004年(平成16年)28,49714,259[* 7]
2005年(平成17年)29,48014,736[* 8]
2006年(平成18年)30,24615,110[* 9]
2007年(平成19年)31,05915,406[* 10]
2008年(平成20年)31,45815,432[* 11]
2009年(平成21年)31,20015,309[* 12]
2010年(平成22年)31,04115,223[* 13]
2011年(平成23年)30,88015,133[* 14]
2012年(平成24年)31,16915,276[* 15]
2013年(平成25年)31,75815,553[* 16]
2014年(平成26年)31,09315,223[* 17]
2015年(平成27年)31,59815,444[* 18]
2016年(平成28年)31,34415,349[* 19]
2017年(平成29年)31,05615,214[* 20]
2018年(平成30年)30,83115,107[* 21]
2019年(令和元年)30,36514,860[* 22]
2020年(令和02年)24,22011,875

駅周辺

編集

駅付近は高台に挟まれた谷で、東側を並行する国道16号とともにホームが南北に延びる。

バス路線

編集

駅前に整備されているバスターミナル内の「能見台駅」、坂を下り国道16号上の「谷津坂」、「長浜」、循環器病センター前の道路上にある「能見台駅入口」が最寄りバス停である。京急線西側の住宅地や氷取沢方面、磯子駅三井アウトレットパーク横浜へ至る路線が発着する。発着する路線の詳細は京浜急行バス能見台営業所京浜急行バス追浜営業所横浜市営バス磯子営業所を参照。

能見台駅(京浜急行バス能見台営業所)
乗り場系統経由行先備考
A能1能見台センター横浜氷取沢高校
能2能見台センター・シティ能見台西釜利谷高校
能3横浜氷取沢高校磯子台団地循環日中のみ
能5片吹団地入口・片吹自治会館片吹団地循環
能51片吹団地入口片吹公園西口1日1本のみ
B無料送迎循環器センター平日のみ
谷津坂・長浜(京浜急行バス追浜営業所)
乗り場系統経由行先備考
4杉田・磯子車庫前磯子駅
4金沢文庫・金沢八景・追浜駅追浜車庫前(追浜日産自動車前)
4金沢文庫・金沢八景追浜駅平日朝から夕方まで、追浜車庫前行きと交互。
4西柴金沢文庫駅最終便
能見台駅入口(横浜市営バス磯子営業所)
乗り場系統経由行先備考
1321宮の前・慶珊寺前三井アウトレットパーク横浜
2321イガイ根公園前・並木中央三井アウトレットパーク横浜
321イガイ根公園前・並木中央木材港入口最終便

隣の駅

編集
京浜急行電鉄
本線
モーニング・ウィング号」・イブニング・ウィング号」・快特・特急
通過
急行(当駅から金沢文庫方の各駅に停車)
杉田駅 (KK46) - 能見台駅 (KK48) - 金沢文庫駅 (KK49)
普通
京急富岡駅 (KK47) - 能見台駅 (KK48) - 金沢文庫駅 (KK49)

脚注

編集

注釈

編集

出典

編集
  1. ^ a b c d e f g 『京浜急行100年の步み 1898-1998』 京浜急行電鉄、1998年6月1日。
  2. ^ 電気車研究会発行「鉄道ピクトリアル」1998年7月臨時増刊号(通巻656号)131ページ
  3. ^ 横浜市統計書 第9章 道路、運輸及び通信 横浜市”. 2023年5月25日閲覧。
  4. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月26日閲覧。
  5. ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
  6. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  7. ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県

関連項目

編集

外部リンク

編集