黒木純司

黒木純司
基本情報
国籍	日本
出身地	宮崎県延岡市
生年月日	1974年6月20日（50歳）
身長; 体重	184 cm; 82 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	1995年ドラフト4位
初出場	1996年4月6日
最終出場	2003年5月21日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	選手歴
	延岡学園高等学校; 三菱自動車水島; 日本ハムファイターズ (1996 - 2001); 千葉ロッテマリーンズ (2002 - 2003);
	コーチ歴
	千葉ロッテマリーンズ (2011);
	この表について

黒木純司（くろきじゅんじ、1974年 6月20日 - ）は、宮崎県延岡市^[1]出身の元プロ野球選手（投手、右投右打）・コーチ。

来歴

1991年、捕手として1年先輩の黒木知宏投手（元千葉ロッテマリーンズ）とバッテリーを組み、2年夏の甲子園に出場^[1]。新チームから投手へ転向、3年夏は県大会ベスト8^[2]。社会人野球の三菱自動車水島へ進み、1年目は都市対抗野球で川崎製鉄水島に補強されたが登板なし。1994年の日本選手権では初戦で先発し、プリンスホテルの斉藤貢と投げ合うが敗れた。1995年、第66回都市対抗野球大会に自チームで出場して最後の1回を投げたが初戦敗退^[1]。ドラフト4位で日本ハムファイターズに入団^[1]。入団発表時には黒木知宏に対抗し、「マイケル」と呼んでほしいとアピールしたほか、「目標は、イチローをケチョンケチョンに抑えて、イチローのファンを自分のファンにしたい」と大胆な発言をしていた^[3]。

プロ入り2年目の1997年、34試合に登板し5勝5敗6セーブ。中継ぎ・抑えとしての地位を確立する。1999年は自己最多登板となる50試合に登板し、3勝3敗8セーブをあげた。

2001年はわずか1試合の登板に終わり、その年のシーズン終了後、武藤潤一郎投手との交換トレードでロッテへ移籍^[1]。再び黒木知宏と同僚になる。2003年は4試合の登板に終わり、球団から戦力外通告を受け、現役を引退。

2005年はロッテのスカウトとして球界へ復帰、2011年はロッテの二軍投手コーチ補佐を務めた後^[4]、再びスカウトに就任^[5]。

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1996	日本ハム	2	0	0	0	0	--	----	20	5.0	4	2	2	0	0	4	1	0	3	3	5.40	1.20
1997		34	2	5	5	6	--	.500	279	66.0	65	4	17	3	6	25	3	1	34	28	3.82	1.24
1998		41	0	4	3	8	--	.571	230	50.2	56	7	25	3	1	25	2	2	28	27	4.80	1.60
1999		50	0	3	3	8	--	.500	327	73.2	83	9	29	6	3	39	2	1	31	29	3.54	1.52
2000		32	0	2	1	0	--	.667	151	33.2	39	5	8	1	5	26	0	1	19	18	4.81	1.40
2001		1	0	0	0	0	--	----	7	0.2	4	2	1	0	0	0	0	0	5	5	67.50	7.50
2002	ロッテ	6	0	0	0	0	--	----	54	12.0	16	1	2	0	2	6	0	0	6	6	4.50	1.50
2003	ロッテ	4	0	0	0	0	--	----	33	7.1	9	2	2	0	1	6	1	0	6	6	7.36	1.50
通算：8年		170	2	14	12	22	--	.538	1101	249.0	276	32	86	13	18	131	9	5	132	122	4.41	1.45

^ ^a ^b ^c ^d ^e プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、206ページ
^ '96スポニチプロ野球手帳スポーツニッポン新聞社
^ 久保田龍雄 (2021年12月19日). “「イチローをケチョンケチョンに…」周囲を困惑させた新人たちの“驚愕発言”〈dot.〉”. AERA dot. (アエラドット). 2021年12月26日閲覧。
^ 2011年度のコーチングスタッフのお知らせ - 千葉ロッテマリーンズ公式サイト
^ 週刊ベースボール2014年3月24日号 P18