安田記念

日本の中央競馬の重賞競走

安田記念(やすだきねん)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬重賞競走GI)である。競馬番組表での名称は「農林水産省賞典 安田記念(のうりんすいさんしょうしょうてん やすだきねん)」と表記される[3][4]

安田記念
Yasuda Kinen[1]
第74回安田記念(2024年6月2日)
優勝馬:ロマンチックウォリアー
開催国日本の旗 日本
主催者日本中央競馬会
競馬場東京競馬場
創設1951年7月1日[2]
2024年の情報
距離芝1600m
格付けGI
賞金1着賞金1億8000万円
出走条件サラ系3歳以上(国際)(指定)
負担重量定量(3歳54kg、4歳以上58kg
牝馬2kg減)
出典[3][4]
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安田伊左衛門(1872 - 1958)
安田伊左衛門像(東京競馬場)

競走名の「安田」は明治大正昭和にわたって競馬に携わり、競馬法制定や東京優駿(日本ダービー)の創設などに尽力、日本中央競馬会の初代理事長も務めた安田伊左衛門に由来[5]。東京競馬場には、安田の功績を称え胸像が建立されている[6]

正賞は農林水産大臣賞、日本馬主協会連合会会長賞、ブリーダーズカップ・チャレンジ[7][3][4]

概要

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中央競馬における上半期のマイル王決定戦として位置づけられているGI競走[8]

1951年に、「安田賞(やすだしょう)」の名称で創設[9]。名称の由来(前述)となった安田伊左衛門が1958年に死去したため、同年より現名称に改称された[9]

創設当初は東京競馬場の芝1600mで4歳(現3歳)以上の馬によるハンデキャップ競走として施行された[9]が、1984年にグレード制が導入されGI[注 1]に格付け[9]、施行時期も優駿牝馬(オークス)の前に移され5歳(現4歳)以上の馬による定量戦に変更[9]。1996年からは東京優駿(日本ダービー)の翌週に移設のうえ競走条件も「4歳(現3歳)以上」に変更され、現在に至る[9]。2005年から2011年までは「アジアマイルチャレンジ」の対象レースとしても施行された[9]

外国産馬は1984年から、外国馬は1993年からそれぞれ出走可能になったほか、1995年からは地方競馬所属馬も出走可能になった[2]

2016年からブリーダーズカップ・チャレンジの対象競走に指定され、優勝馬には当該年のブリーダーズカップ・マイルへの優先出走権と出走登録料・輸送費用の一部負担の特権が付与される[10]

2017年より、本競走の1 - 3着馬には当該年に行われるジャック・ル・マロワ賞(G1)への優先出走権が付与されることになった[11]。2018年よりヴィクトリアマイルとともにデスティナシオンフランスの名称でジャック・ル・マロワ賞と提携[12]。2021年よりムーラン・ド・ロンシャン賞(G1)も対象競走に追加され、上位3頭に優先出走権が付与される[13]

国際的評価

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世界の競馬開催国は国際セリ名簿基準書におけるパートIからパートIVまでランク分けされており、2016年時点で日本は平地競走が最上位のパートI、障害競走はパートIVにランク付けされている[14]

また、各国の主要な競走は国際的な統一判断基準で評価されており、競馬の競走における距離別の区分法として定着しているSMILE区分によると、安田記念は「Mile(1301m - 1899m)」に分類される。国際競馬統括機関連盟(IFHA)が公表した2020年の年間レースレーティング[注 2]の平均値に基づく「世界のトップ100GIレース」によると、安田記念は全体の7位にランキングされた[15]。「Mile(1301m - 1899m)」のカテゴリーからランクインした外国の競走との比較では、ジャック・ル・マロワ賞とならんで最高の評価となっている[1][16]

競走条件

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以下の内容は、2024年現在[3][4]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上(出走可能頭数:最大18頭)

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(出走資格のある馬のみ)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:定量(3歳54kg、4歳以上58kg、牝馬2kg減)

  • 第1回 - 第33回はハンデキャップ、第34回 - 第45回は57kg、牝馬2kg減、南半球産4歳馬1kg減[2]

出馬投票を行った馬のうち優先出走権(次節参照)のある馬から優先して割り当て、その他の馬は「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI(JpnI)競走の収得賞金」の総計が多い順に割り当てる。

優先出走権

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外国馬、およびレーティング順位の上位5頭(牡馬・セン馬は110ポンド、牝馬は106ポンド以上であることが条件)は本競走に優先出走できる。

JRA所属馬・地方競馬所属馬は同年に行われる以下の競走で1着となった馬に、優先出走権が付与される[17]

競走名競馬場距離
マイラーズカップGII 京都競馬場芝1600m
京王杯スプリングカップGII 東京競馬場芝1400m

地方競馬所属馬の出走資格

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地方競馬所属馬は同年に行われる下表の競走で2着以内となった馬に、優先出走権が付与される[18]

競走名競馬場距離
マイラーズカップGII 京都競馬場芝1600m
京王杯スプリングカップGII 東京競馬場芝1400m

上記のほか、高松宮記念及び大阪杯の2着以内馬(本競走とヴィクトリアマイルのいずれかを選択)・NHKマイルカップの3着以内馬・ヴィクトリアマイルの2着以内馬も本競走に出走できる[18]

また、指定された外国の国際G1競走(2歳G1は除く)優勝馬、地方競馬のダート交流GI・JpnI競走(2歳GI・JpnIは除く)優勝馬にも出走資格が与えられる。

賞金

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2024年の1着賞金は1億8000万円で、以下2着7200万円、3着4500万円、4着2700万円、5着1800万円[3][4]

歴史

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年表

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  • 1951年 - 4歳以上の馬によるハンデキャップ競走として「安田賞」の名称で創設、東京競馬場の芝1600mで施行[9]
  • 1958年 - 名称を「安田記念」に変更[9]
  • 1972年 - 流行性の馬インフルエンザの影響で7月に順延開催。
  • 1984年
    • グレード制施行によりGI[注 1]に格付け[9]
    • 名称を「農林水産省賞典 安田記念」に変更[9]
    • 競走条件を「5歳以上」に変更[2]
    • 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる[2]
  • 1993年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が5頭まで出走可能になる[2]
  • 1995年 - 指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が出走可能になる[2]
  • 1996年 - 競走条件を「4歳以上」に変更[2]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、競走条件を「3歳以上」に変更[2]
  • 2004年 - 国際セリ名簿基準作成委員会より国際GIに格付け。
  • 2005年 - 外国調教馬の出走枠が9頭に拡大[19]
  • 2014年 - トライアル制を確立し、指定された競走の1着馬に優先出走を認める。
  • 2016年 - 「ブリーダーズカップ・チャレンジ」指定競走となる。
  • 2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[20]
  • 2022年 - 安田伊左衛門の生誕150年にあたることから、「安田伊左衛門生誕150周年記念」の副題を付して実施[21]
  • 2023年 - 「競馬法100周年記念」の副題を付して実施[22]

歴代優勝馬

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距離はすべて芝コース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

日本馬の所属表記は1953年までが「国営」、1954年以降は「JRA」としている。外国馬の所属表記は出典が明記されているもののみ表記し、検証できないものは空欄とした。

競走名は第7回まで「安田賞」、第8回以降は「安田記念」[9]

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主1着本賞金
第1回1951年7月1日東京1600mイツセイ牡3国営1:38 0/5保田隆芳尾形藤吉岩崎利明
第2回1952年7月6日東京1600mスウヰイスー牝3国営1:39 0/5保田隆芳松山吉三郎高峰三枝子
第3回1953年6月14日東京1600mスウヰイスー牝4国営1:38 1/5保田隆芳尾形藤吉高峰三枝子
第4回1954年6月6日東京1600mフソウ牡4JRA1:41 2/5高橋英夫鈴木信太郎中村正行
第5回1955年6月12日東京1600mクリチカラ牡5JRA1:38 4/5森安弘明尾形藤吉栗林友二
第6回1956年6月10日東京1600mヨシフサ牡4JRA1:38 2/5渡辺正人中村広岡田吉信60万円
第7回1957年6月9日東京1600mヘキラク牡4JRA1:38 4/5蛯名武五郎藤本冨良浅井礼三70万円
第8回1958年6月1日東京1600mラプソデー牡4JRA1:37 2/5坂本栄三郎小西喜蔵椎野浅五郎80万円
第9回1959年6月7日東京1600mヒシマサル牡4JRA1:37 3/5小野定夫矢野幸夫阿部雅信120万円
第10回1960年6月5日東京1800mオンワードベル牡4JRA1:50.2高橋英夫二本柳俊夫樫山純三150万円
第11回1961年6月11日東京1800mホマレボシ牡4JRA1:49.7八木沢勝美稗田敏男川口文子
第12回1962年6月10日東京1600mトウコン牡4JRA1:38.3山岡忞矢野幸夫塩飽望
第13回1963年6月2日東京1600mヤマノオー牡4JRA1:36.6森安弘明内藤潔内藤潔180万円
第14回1964年6月7日東京1600mシモフサホマレ牡5JRA1:37.2油木宣夫矢野幸夫山口米吉
第15回1965年6月6日東京1600mパナソニツク牝5JRA1:37.6嶋田功稲葉幸夫那須野牧場200万円
第16回1966年6月5日東京1600mヒシマサヒデ牡4JRA1:39.5小野定夫稗田敏男阿部雅信400万円
第17回1967年5月21日中山1600mブツシヤン牡5JRA1:36.3大和田稔二本柳俊夫河野魁550万円
第18回1968年6月30日東京1600mシエスキイ牡5JRA1:36.7郷原洋行大久保房松小林庄平700万円
第19回1969年6月1日東京1600mハードウエイ牝4JRA1:35.9加賀武見柄崎義信鈴木健司1000万円
第20回1970年5月31日東京1600mメジロアサマ牡4JRA1:35.9矢野一博保田隆芳北野豊吉1200万円
第21回1971年6月20日東京1600mハーバーゲイム牝4JRA1:36.8野平祐二野平省三小川乕三1400万円
第22回1972年7月23日東京1600mラファール牝4JRA1:38.4中島啓之奥平真治高木美典
第23回1973年6月10日東京1600mハクホオショウ牡4JRA1:35.7伊藤正徳尾形藤吉西博1500万円
第24回1974年6月9日東京1600mキョウエイグリーン牝5JRA1:35.7東信二境勝太郎松岡正雄1800万円
第25回1975年6月8日東京1600mサクライワイ牝4JRA1:36.6小島太高木良三(株)さくらコマース2100万円
第26回1976年6月13日東京1600mニシキエース牡5JRA1:36.6森安重勝森安弘昭小林清2300万円
第27回1977年6月12日東京1600mスカッシュソロン牝4JRA1:35.1横田吉光古賀嘉蔵飯田正2400万円
第28回1978年6月11日東京1600mニッポーキング牡5JRA1:35.1郷原洋行久保田金造山石祐一2500万円
第29回1979年6月10日東京1600mロイヤルシンザン牡4JRA1:35.7的場均大久保房松鄭恩植
第30回1980年6月8日東京1600mブルーアレツ牡5JRA1:36.0嶋田功見上恒芳佐野済2800万円
第31回1981年6月7日東京1600mタケデン牡6JRA1:36.7増沢末夫元石孝昭武市伝一2900万円
第32回1982年6月13日東京1600mスイートネイティブ牝5JRA1:35.0岡部幸雄野平祐二和田共弘3100万円
第33回1983年6月12日東京1600mキヨヒダカ牡5JRA1:35.8増沢末夫森安弘昭清峯隆3200万円
第34回1984年5月13日東京1600mハッピープログレス牡6JRA1:37.8田原成貴山本正司藤田晋5000万円
第35回1985年5月12日東京1600mニホンピロウイナー牡5JRA1:35.1河内洋服部正利小林百太郎5200万円
第36回1986年5月11日東京1600mギャロップダイナ牡6JRA1:35.5柴崎勇矢野進(有)社台レースホース5400万円
第37回1987年5月17日東京1600mフレッシュボイス牡4JRA1:35.7柴田政人境直行円城和男6000万円
第38回1988年5月15日東京1600mニッポーテイオー牡5JRA1:34.2郷原洋行久保田金造山石祐一6700万円
第39回1989年5月14日東京1600mバンブーメモリー牡4JRA1:34.3岡部幸雄武邦彦竹田辰一7200万円
第40回1990年5月13日東京1600mオグリキャップ牡5JRA1:32.4武豊瀬戸口勉近藤俊典8000万円
第41回1991年5月12日東京1600mダイイチルビー牝4JRA1:33.8河内洋伊藤雄二辻本春雄8700万円
第42回1992年5月17日東京1600mヤマニンゼファー牡4JRA1:33.8田中勝春栗田博憲土井宏二9300万円
第43回1993年5月16日東京1600mヤマニンゼファー牡5JRA1:33.5柴田善臣栗田博憲土井宏二
第44回1994年5月15日東京1600mノースフライト牝4JRA1:33.2角田晃一加藤敬二(有)大北牧場
第45回1995年5月14日東京1600mハートレイク牡4UAE1:33.2武豊S.ビン・スルールゴドルフィン9400万円
第46回1996年6月9日東京1600mトロットサンダー牡7JRA1:33.1横山典弘相川勝敏藤本照男
第47回1997年6月8日東京1600mタイキブリザード牡6JRA1:33.8岡部幸雄藤沢和雄(有)大樹ファーム
第48回1998年6月14日東京1600mタイキシャトル牡4JRA1:37.5岡部幸雄藤沢和雄(有)大樹ファーム
第49回1999年6月13日東京1600mエアジハード牡4JRA1:33.3蛯名正義伊藤正徳(株)ラッキーフィールド
第50回2000年6月4日東京1600mフェアリーキングプローン騸5香港1:33.9R.フラッドI.アランP.ロー
第51回2001年6月3日東京1600mブラックホーク牡7JRA1:33.0横山典弘国枝栄金子真人
第52回2002年6月2日東京1600mアドマイヤコジーン牡6JRA1:33.3後藤浩輝橋田満近藤利一
第53回2003年6月8日東京1600mアグネスデジタル牡6JRA1:32.1四位洋文白井寿昭渡辺孝男
第54回2004年6月6日東京1600mツルマルボーイ牡6JRA1:32.6安藤勝己橋口弘次郎鶴田任男
第55回2005年6月5日東京1600mアサクサデンエン牡6JRA1:32.3藤田伸二河野通文田原源一郎
第56回2006年6月4日東京1600mブリッシュラック騸7香港1:32.6B.プレブルA.クルーズW.ウォン1億円
第57回2007年6月3日東京1600mダイワメジャー牡6JRA1:32.3安藤勝己上原博之大城敬三
第58回2008年6月8日東京1600mウオッカ牝4JRA1:32.7岩田康誠角居勝彦谷水雄三
第59回2009年6月7日東京1600mウオッカ牝5JRA1:33.5武豊角居勝彦谷水雄三
第60回2010年6月6日東京1600mショウワモダン牡6JRA1:31.7後藤浩輝杉浦宏昭山岸桂市
第61回2011年6月5日東京1600mリアルインパクト牡3JRA1:32.0戸崎圭太堀宣行(有)キャロットファーム
第62回2012年6月3日東京1600mストロングリターン牡6JRA1:31.3福永祐一堀宣行吉田照哉
第63回2013年6月2日東京1600mロードカナロア牡5JRA1:31.5岩田康誠安田隆行(株)ロードホースクラブ
第64回2014年6月8日東京1600mジャスタウェイ牡5JRA1:36.8柴田善臣須貝尚介大和屋暁
第65回2015年6月7日東京1600mモーリス牡4JRA1:32.0川田将雅堀宣行吉田和美
第66回2016年6月5日東京1600mロゴタイプ牡6JRA1:33.0田辺裕信田中剛吉田照哉1億300万円
第67回2017年6月4日東京1600mサトノアラジン牡6JRA1:31.5川田将雅池江泰寿(株)サトミホースカンパニー
第68回2018年6月3日東京1600mモズアスコット牡4JRA1:31.3C.ルメール矢作芳人(株)キャピタル・システム1億1000万円
第69回2019年6月2日東京1600mインディチャンプ牡4JRA1:30.9福永祐一音無秀孝(有)シルクレーシング
第70回2020年6月7日東京1600mグランアレグリア牝4JRA1:31.6池添謙一藤沢和雄(有)サンデーレーシング1億3000万円
第71回2021年6月6日東京1600mダノンキングリー牡5JRA1:31.7川田将雅萩原清(株)ダノックス
第72回2022年6月5日東京1600mソングライン牝4JRA1:32.3池添謙一林徹(有)サンデーレーシング1億8000万円
第73回2023年6月4日東京1600mソングライン牝5JRA1:31.4戸崎圭太林徹(有)サンデーレーシング
第74回2024年6月2日東京1600mロマンチックウォリアー騸6香港1:32.3J.マクドナルドC.シャムP.ラウ

安田記念の記録

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  • レースレコード - 1:30.9(第69回優勝馬インディチャンプ)[23][24]
    • 優勝タイム最遅記録 - 1:41 2/5(第4回優勝馬フソウ)[25]
  • 最低単勝支持率での勝利 - 1.67%(第71回優勝馬ダノンキングリー)[26]
  • 最高単勝払戻金額 - 4760円(第71回優勝馬ダノンキングリー)[26]
  • 最年長優勝馬 - 7歳
    • トロットサンダー(第46回)、ブラックホーク(第51回)、ブリッシュラック(第56回)
  • 最年少優勝馬 - 3歳
    • イツセイ(第1回)、スウヰイスー(第2回)、リアルインパクト(第61回)
  • 最多優勝馬 - 2勝
    • スウヰイスー(第2回・第3回)、ヤマニンゼファー(第42回・第43回)、ウオッカ(第58回・第59回)、ソングライン(第72回・第73回)
  • 最多優勝騎手 - 4勝
    • 岡部幸雄(第32回・第39回・第47回・第48回)[27][28]
  • 最多勝調教師 - 4勝
    • 尾形藤吉(第1回・第3回・第5回・第23回)[29][30]
  • 最多勝利種牡馬 - 4勝
  • 親子制覇
    • ヒシマサル - ヒシマサヒデ
    • ニホンピロウイナー - ヤマニンゼファー
    • エアジハード - ショウワモダン
  • 騎手・調教師の両方で優勝
    • 保田隆芳(第1回〜第3回、第20回)、森安弘昭(第5回・第13回、第26回・第33回)、野平祐二(第21回、第32回)、伊藤正徳(第23回、第49回)

外国調教馬の成績

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脚注・出典

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参考文献

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  • 「安田記念」『中央競馬全重賞成績集【GI編】』日本中央競馬会、1996年、887-949頁。 

注釈

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  1. ^ a b 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。
  2. ^ 年間レースレーティングは、個々のレースにおける上位4頭のレーティングを年度末のランキング会議で決定した数値に置き換え算出した平均値。なお、牝馬限定競走以外のレースで、対象馬が牝馬の場合はアローワンスが加算される(日本の場合+4ポンド)。

出典

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  1. ^ a b THE WORLD'S TOP 100 G1 RACES for 3yo's and upwards” (PDF). International Federation of Horseracing Authorities. 2021年5月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 中央競馬全重賞成績集【GI編】
  3. ^ a b c d e 重賞競走一覧(レース別・関東)” (PDF). 日本中央競馬会. p. 22. 2024年4月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e 2024年第3回東京競馬番組” (PDF). 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  5. ^ 2023年度第3回東京競馬特別レース名解説” (PDF). 日本中央競馬会. p. 2. 2023年5月29日閲覧。
  6. ^ 東京競馬場(場内マップ)”. 日本中央競馬会. 2023年9月11日閲覧。
  7. ^ 平成29年度重賞競走一覧(レース別・関東)日本中央競馬会、2017年2月6日閲覧
  8. ^ データ分析:安田記念 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2023年9月11日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l 歴史・コース:安田記念 今週の注目レース”. 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  10. ^ ブリーダーズカップチャレンジ競走の指定について”. 日本中央競馬会 (2020年5月9日). 2021年5月10日閲覧。
  11. ^ ヴィクトリアマイル(GI)及び安田記念(GI)優勝馬等に対するジャックルマロワ賞(G1)への優先出走権付与について日本中央競馬会、2017年5月30日閲覧
  12. ^ 優駿牝馬(GI)優勝馬等の仏・ヴェルメイユ賞(G1)への優先出走権付与および「デスティナシオンフランス」について日本中央競馬会、2018年4月17日閲覧
  13. ^ "ヴィクトリアマイルと安田記念の上位3頭に新たにムーランドロンシャン賞の優先出走権". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 27 April 2021. 2021年4月27日閲覧
  14. ^ INTERNATIONAL GRADING AND RACE PLANNING ADVISORY COMMITTEE "INTERNATIONAL CATALOGUING STANDARDS and INTERNATIONAL STATISTICS 2024"” (PDF). The Jockey Club Information Systems, Inc.. p. 90. 2024年4月29日閲覧。
  15. ^ 世界のトップ100GIレースがIFHAから発表!”. 日本中央競馬会 (2021年1月27日). 2021年5月10日閲覧。
  16. ^ International Federation of Horseracing Authorities”. www.ifhaonline.org. 2021年1月26日閲覧。
  17. ^ 平成29年度競馬番組等について” (PDF). 日本中央競馬会. 2016年5月30日閲覧。
  18. ^ a b 「地」が出走できるGI競走とそのステップ競走について【2024年度】” (PDF). 日本中央競馬会. 2024年4月29日閲覧。
  19. ^ 2005年の成績表参照。
  20. ^ 6月の中央競馬の開催等について”. 日本中央競馬会 (2020年5月28日). 2020年6月17日閲覧。
  21. ^ 安田伊左衛門生誕150周年記念競走の実施”. 日本中央競馬会 (2022年5月20日). 2022年5月21日閲覧。
  22. ^ 競馬法100周年記念事業の実施日本中央競馬会、2022年12月12日閲覧
  23. ^ 中央競馬レコードタイム GIレース”. 日本中央競馬会. 2021年5月10日閲覧。
  24. ^ 2019年 農林水産省賞典 安田記念 JRA”. www.jra.go.jp. 2019年6月2日閲覧。
  25. ^ グレード制導入後は1:37.8(第34回優勝馬ハッピープログレス)
  26. ^ a b ダノンキングリー単勝支持率1・67%は過去最低/安田記念アラカルト|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2021年6月7日閲覧。
  27. ^ 連続記録は保田隆芳の3年連続(第1回〜第3回)
  28. ^ ハンデ戦だった時代(1983年・第33回以前)を除くと岡部の他に武豊・川田将雅が3勝で並び、連覇は岡部が唯一となる
  29. ^ 連覇は栗田博憲(第42回・第43回)、藤沢和雄(第47回・第48回)、角居勝彦(第58回・第59回)、堀宣行(第61回・第62回)、林徹(第72回・第73回)が記録
  30. ^ ハンデ戦だった時代(1983年・第33回以前)を除くと、堀宣行・藤沢和雄の3勝が最多

各回競走結果の出典

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外部リンク

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